平成22年3月2日
先日、久しぶりに台湾に行ってきた。帰国時に飛行機の中で、キャビンアテンデントのアナウンスを聞いていると大阪関西空港と呼んでいる。実際は、そんな空港名は存在しない。関西国際空港が正式な名称である。ところが、国際的にはKANSAIなんて誰も知らない。知名度が低いのだ。そして、OSAKAは誰でも知っている。
この際、関西国際空港を大阪国際空港に名称変更してはどうだろうか。そして、現在の大阪国際空港(通称:伊丹空港)を阪神空港に変更する。阪神空港という名称は面白いと思う。兵庫空港ではピンとこないし、伊丹空港でもインパクトがない。大阪、神戸エリアという意味の阪神がちょうどいい。伊丹空港の新たな名称はそれほど重要ではないが、関西国際空港の名称は明らかに変更するべきだ。
国益を考えると、KANSAIの知名度を上げることよりも、OSAKAの知名度をあげることが重要なのだ。
文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム)