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民主党は情報公開を  沖田 東一

平成22年10月14日

 『行政の密室性の打破も進めます。私は、一九九六年、厚生大臣として薬害エイズ問題に力を注ぎました。
 当時、厚生省の事務方は、関連資料は見つからないという態度に終始しました。これに対し、私は資料調査を厳命し、その結果、資料の存在が明らかになりました。
 この情報公開を契機に、問題の解明や患者の方々の救済が実現しました。
 情報公開の重要性は、他の誰よりも強く認識しています。
 前内閣においては、財務大臣として、外務大臣とともに日米密約の存在を明らかにしました。
 情報公開法の改正を検討するなど、今後も、こうした姿勢を貫きます。』
「管直人首相の所信表明演説」(<行政の見直し>に関する部分を一部抜粋)
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 この時の首相の言葉は嘘だったのだろうか。
 民主党政府が尖閣衝突事件のビデオの非公開を決め、中国に媚びている間に、中国は国営の通信社やHPなどで、「日本の巡視船が中国漁船に衝突した」とする図を公開し、日本こそが犯人であるという主張を世界に発信し始めた。
 このまま日本がビデオを非公開とすれば、中国の主張だけが既成事実化してしまい、南京大虐殺のように、日本は加害者に仕立て上げられてしまう。全ては、民主党の媚中外交のせいであり、中国の主張も腹ただしいが、それ以上に民主党の国賊ぶりに腹が立つ。
 民主党幹部は「ビデオを公開すれば、日本の国民感情が爆発する(から公開しない)」としているが、それほどの酷い行為を中国漁船が行っていたなら、領海の安全を守るためにも公開し、中国に責任を追及するべきである。政府が中国船長を釈放したとき、中国政府は感謝するどころか日本に賠償を求めてきた。こんな考えの国に遠慮してていては、中国はますます増長し、尖閣領域での日本漁民の安全が脅かされることになる。もし国民に被害が及んだ時に、首相は責任をとれるのか。 
 菅首相には、もう一度所信演説のときの心境に立ち返ってもらい、毅然とした対応を取ってもらいたい。


〜連 絡〜
今月16日に東京で、30日に大阪で尖閣デモが行われます。
前回のデモは2600人もの国民が参加しましたが、中国を恐れたマスコミはこれを完全に無視しました。
そして今。人質こそ解放されたものの経済圧力は依然続き、衝突事件も日本のせいにされるなど、事態は確実に悪化してます。これ以上民主党の横暴を許さないためにも、前回以上の国民がデモに参加し、民主党にNOをつきつけてやりましょう!
私も一国民として大阪デモに参加する予定です。

■中国抗議デモ■
(東京)
日時:10月16日(土)14時集合、15時30分出発
場所:青山公園南地区(地下鉄 乃木坂駅5番出口)
参加費:無料
主催:頑張れ日本!全国行動委員会、草莽全国地方議員の会
(高松)
日時:10月23日(土)詳細未定
(大阪)
日時:10月30日(土)午後より
場所:新町北公園(大阪市西区)
(名古屋)
日時:10月31日(日) 13時30分より
場所:若宮大通公園ミニスポーツ広場

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文筆:沖田東一