平成22年10月13日
高校無償化求め、朝鮮学校で保護者ら集会
9日、東京・北区の東京朝鮮中高級学校で、保護者ら約150人が集まり、高校の授業料無償化の対象に朝鮮学校を含めるように訴えた。
民主党内では、再来週にも対象に含める方向で議論がまとまる見通し。
(10月9日 日本テレビ)
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コメント:
尖閣問題や検察の事件の陰に隠れて、朝鮮高校無償化の話が再び進んでいる。以前のコラムにも書いたが、教員免許も持たない教員が授業を担い、北朝鮮礼讃の朝鮮学校を無償化する必要性は全くない。
外国人参政権しかり、民主党はマニフェストに掲載されていないことばかり全力を注いでいるが、物事(予算の使い道)の優先順位は、マニフェストの実現が先である。
去年の衆院選で民主党は耳障りの良いマニフェストをあげていたが、結果を見れば、過去最大の赤字国債を発行したにも関わらず、結局実現したのは子ども手当くらいだ。これでは何のためのマニフェストか分からない。(そのくせ、外国人参政権や夫婦別姓法案などの推進には異様に熱心だった)
野球選手も成績が悪ければ二軍に落とされる。現在、野党から内閣不信任案を提出する動きが出ているが、民主党も、国民との約束事を無視するなら、責任を取って解散すべきだろう。
そして、解散総選挙を行う時には、民主党には次の事を求めたい。
・個々のマニフェストの達成率の提示
・外国人参政権、朝鮮高校無償化、夫婦別姓のマニフェストへの掲載
・民主政権での無駄の削減と、増えた支出の詳細(子ども手当等含む)
自分たちが政権与党としてどのような事をしたのか、はっきりと国民に提示するのが与党の義務だと思ってほしい。
文筆:沖田東一