平成22年12月15日
社民党の福島瑞穂党首は12日、金沢市で講演し、菅直人首相が、自衛隊派遣を念頭に朝鮮半島有事の日本人救出計画を策定する意向を示したことについて「これはひどい。自衛隊を派遣すれば、戦争に突入するかもしれない」と批判した。
「民主党の一部の人たちが、自民党のやらなかったことをやるんだと意気込んでいる。大変な危惧を抱いている」と述べた。
2010.12.12 18:42産経ニュース
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朝鮮半島で日本人が戦争に巻き込まれるような事があれば、自衛隊が救出活動を行うのは当然のことである。
福島氏には、逆に自衛隊以外でどうやって戦地に取り残された邦人を救出するのかを問いたい。有事における朝鮮半島で、自衛隊を出さずに速やかにしかも安全に邦人を救いだせる案が他にあるのか。福島氏は偏った主張にこだわり国民の人命を軽視している。国民を見殺しにするような人間には政治家になってほしくない。
国民を守るのは国家の務めであり、日本人を救えるのは日本国家だけだ。アメリカとの安保条約も、実際の有事にどこまで有効かはわからない。アメリカ政府も何の見返りもなく自国民を犠牲にしてまで日本人を救おうとは思わないだろう。結局のところ自衛隊だけが頼りなのだ。アジア情勢が不安定な今、日本は国民と領土を守るために、軍事的な増強(予算もそうだが、自衛隊が即座に動けるような法整備)が必要だ。
文筆:大連健