戻る

民意を無視するな  大連 健

平成22年7月12日

 参院選に落選した千葉法相が9月まで続投されることに決まった。
 菅首相は「行政の継続性の観点」を重視したことを理由としたが、国民からNOを突きつけられた人間を継続登用するなど、普通の感覚ではありえない。民意を全く無視した行動である。
 千葉景子はこれまで、『不法入国在留外国人の日本在留特別措置を要請』、 『入国管理局の不法滞在外国人通報システムを批判』など、おおよそ一般常識では考えられないような行動をとってきた。もちろん外国人地方参政権法案にも賛成している真性の売国奴である。
 有権者はそんな彼女の実態に呆れ、千葉景子を日本の恥として落選させたのだ。
 菅首相と千葉氏はそのことを理解して、今回の人事を即刻改めてもらいたい。
-----------------------------
菅直人首相は12日午前、仙谷由人官房長官と官邸で会い、参院選で落選した千葉景子法相について9月の民主党代表選を受けた人事まで続投させる方針を確認した。
仙谷氏は会談後の記者会見で(1)9月中に民主党代表選が実施される(2)参院選を受け民主党の参院執行部が新体制になる― とした上で「行政の継続性の観点から続けていただくのが望ましい」と指摘。「首相も同じ考えだ。再確認した」と述べた。(2010/7/12 東京新聞)

文筆:大連健