平成21年12月11日
11月28日(土)、関西テレビのニュース番組「スーパーニュースアンカー」にコメンテーターとして出演中の青山繁晴先生の講演会を聴きに、大阪府神社庁会館に行ってきました。
会場には、有本恵子さんのご両親も来られていました。青山氏は、拉致被害者の有本恵子さんと幼少期の先生が同じで、先生が青山氏の顔をテレビで観ると恵子ちゃんのことを思い出して涙を流すと話されました。
青山氏の胸にはブルーリボンバッチが付いていません。その理由は、自分がリボンを付けている人と付けていない人の橋渡しをするためだと、また、リボンを付けているからといって信用しても無駄だと言われてました。
次に、沖縄にある「白梅の塔」、沖縄の人も本土の人も忘れていてほったらかしに、二十数年前まで鍵もかかっていない所にぎゅうぎゅう詰めに遺骨が詰まっていた、その遺骨は青山氏が今までに見たこともないぐらいの真白だったと、彼女達の自決を信じない親が娘たちは違う島に泳いで渡り生きていると言いながら、その遺骨は娘だとわかる親が毎晩恋しさのあまり遺骨を擦って真白になった、鍵も親たちが逢える様にわだとかけずにいた。
白梅の塔には名刺いれが置いてあるそうです、行かれたら是非とも名刺を置いてきてもらいたいと、この様にも言っておられた。
3つ目は硫黄島の話。硫黄島は立ち入り禁止な場所。米国が作った滑走路があり、返還された今もその滑走路を使っている、その滑走路の下は、日本国を絶対守ろうと、硫黄島を死守しようとした人たちが今も眠っています。その上に、彼らの上に、飛行機が今も着陸するのです。滑走路のコンクリートを剥がし、下の遺骨を日本に返すことを熱望すると話されていました。
次にエネルギー問題として、日本は資源大国であることを政府が隠している、敗戦国日本は原油を米国主導のもと買い続ける、第四資源メタンハイドレードが新潟県の沖合の海底面上に露出しているのに汲み上げることができないと言われてました。非常に腹立たしいことです。
とにかく、とても熱く、涙もある講演でした。
文筆:大連健