平成22年11月29日
橋下徹大阪府知事が代表を務める「大阪維新の会」のタウンミーティングに参加してきました。
堺市北区の中百舌鳥産業振興センター(通称じばしん)イベントホールは850名収容できる部屋ですが、そのイベントホールが満員になり、しかも立ち見も出るほどでした。
橋下知事は、今日一日で三ケ所も回っておられ、今日はここが最後とのこと。とても熱く「大阪都」構想を語ってくれました。
講演の内容は今の大阪の低迷と今後の経済活性化への方策に終始し、東京都民の所得と比べると、大阪府民の所得は、足元にも及んでいないので、大阪府民の所得を上げる。景気があがれば、税収もあがり、増税の必要もなくなる。お金を集めるのは「人・物」、企業が稼ぎやすい環境を整えるようにする。世界的な大都市、人・物・お金が集まる上海のGDPは20兆円だが、大阪のGDPは40兆円と、上海の2倍のポテンシャルを備えていており、決して負けていないのだから、賢く大阪を整備すれば、十分戦える(伊丹空港を廃止し国内線を関空一本化、高速道路環状線の整備と地下鉄を便利に使え、沿線を北摂や南大阪まで伸ばす、など)。そうすると人が集まり、お金も集まり理想的な大阪が誕生する、などと話されました。
また堺市についても、人口80万人を超えている堺市には再編が必要である、竹山修身堺市長が大阪都構想に良い返事をしないのに対して「市長になるとお山の大将でいたくなる、組織をいじられたくないのだろう」と批判していました。
色々障害が出てくると思いますが、大阪や日本の活性化の為に、橋下知事にはぜひ頑張ってもらいたいと強く感じました。
文筆:大連健