平成21年3月2日
大阪阿倍野で「二二八記念台湾問題講演会」が行われ、西村眞悟先生、阮美妹先生のお話を伺ってきました。
西村先生は、日本の自衛権と台湾の防衛力の話をされました。
街でよく「生活第一」という選挙のポスターが貼ってあるが、国の自衛権なくして、生活第一などありえない、「国防第一」が当然であると話されました。
台湾の防衛力については、海軍、空軍ともに圧倒的に台湾の方が中国より質が上であるが、中国は核というものを持っているので、戦力的には中国の方が上になってしまう。そして台湾総統の馬は独立しないと言っている。
台湾は何処の植民地なのか、台湾は日本の生命線なのだから決して中国になってはならない、日本と台湾は深い関係にある、日本は台湾を支援していくべきである。
阮美妹先生は台湾の生まれ。二二八事件後、中国国民党によって1947年3月11日に父・阮朝日氏は拉致され行方不明に。
父の手がかりを探す永い苦闘の日々の話や、国民党の悪らつぶりを語る言葉を聞き、苦しい思いをされたのだと、つくづく感じさせられました。
文筆:大連健