平成14年12月10日
日時:平成14年9月22日(日)
場所:航空自衛隊小松基地(石川県小松市向本折町戊267)
石川県航空自衛隊小松基地にて開催された、平成14年度小松基地航空際を見学してきました。
昨年は米国同時多発テロの影響で急遽中止となりましたので、2年ぶりの開催です。また、これまで2日間だったのが1日に短縮されたため、来場者は過去最高の114,200人という記録的な数字となりました。
午前中は、自衛隊でも最強を誇る戦闘機F15J(イーグル)のオープニングフライトから始まり、F15Jと支援機のT4の混成編隊によるV字飛行や、スクランブル飛行、F2の対地攻撃デモなどが披露されました。 F15J機動飛行での、アフターバーナー全開で飛び去っていくマッハのスピード&爆音は想像していたよりずっと凄いです。こういった飛行ができるのも、地元の理解が得られているからこそ実現できるのでしょう。
午後からU-125A、UH-60Jの救難飛行訓練の後、いよいよ待ちに待ったブルーインパルスの登場。この時間帯になると、エプロンに観客が集まってきて、ものすごい活気です。
あいにく、天候はスカイブルーとは言えず、特に午後は完全な曇天になり、写真が映えない状況 となったことが残念です。 時折かすかな雨を感じる中、4機のT4は同時に離陸。まずは軽く旋回して、ぱっと扇状に広がる。(長野五輪で見せた、あの動きです)次に2隊に分かれて8の字のシュプールを描き、次々と数十種類の演目を決め、最後は背面飛行のままエプロンへ帰還。悪天候にも拘らず素晴らしい技を見せてくれました。
今回は、第4区分の飛行展示(水平系の曲技)になったため、迫力よりも一糸乱れぬ編隊飛行の綺麗さが印象的でした。地上では、ブルーインパルス操縦師との記念撮影やサイン会の催しも行われており、憧れのパイロットとの撮影で更にテンションUP。(パイロットは気さくな方で色々と話も出来ました)
次に会う時はすっきりとした晴天の中で大空を存分に駆けてほしいものです。
最後に、日本列島の防衛に日夜厳しい訓練に励んでおられる隊員に感謝!
参考hp http://www.jda.go.jp/jasdf/komatsu