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世界台湾人大会に出席して 近藤 博三

平成14年3月15日

 日時:平成14年3月15日
場所:台北

  2002/3/15〜18日 タイペイ市内で開催された台湾人大会に参加して 改めて日頃台湾を考える自分の人生 生き様に自信を抱くことになりました。行事期間中にお知り合いになれた 世界からこの大会に参加した台湾人の祖国を愛する心 忠誠心の旺盛なことに心より敬服しました。
 中野会が目指す 「国益の追求」 台湾人が台湾国民として 世界から正当に認識される事を至上の目的に掲げつつ 厳しい現実 世界環境の中で必死に努力している様子に感動を覚えました。 そして美しく上品な日本人 ご婦人と短時間では有りましたが お話しする機会を持ちえた点 ご婦人のご尊父は大東亜戦争を経験した 歴戦の勇士であり 85歳の高齢なれど台湾の花蓮、シンガポ-ル、マレ-半島での戦争体験がおありだそうで 中野会や在日台湾同郷会の存在 活動を知れば心から喜びになるとの事でした。 

 概要 パンフレットがあれば頂きたいとのことでしたので とりあえず連絡先をお知らせします、まずは電話連絡をして了解を取りし後 貴重な体験談を会の活動に採用することも出来ますでしょう、そしてご婦人にしても台湾のお土産で一番ご尊父がお喜びになる宝でしょう。

 近藤 博三個人は バザ-会場で知り合った高砂族出身の牧師さんと しばし会談する中で後日の訪問をしましたところ 台湾キリスト長老教会 義光教会の由来 由緒を高李 麗珍女史(中華民国無任所大使)から直接伺う機会を持ちました。 林 義雄先生の台湾民主化運動 台湾人の心の中に生き続けている存在感の大きさを改めて再認識しました。 そして教会を利用 活用するシステムに共感を覚えて 寸志 2万円を寄付してきました 以前東郷会長 沖田部長に説明したと思いますが(日光で)輸送コストの問題 費用負担の問題があることを しかし何とか解決の道が開けそうです。 日本人個人の善意 好意だけでは継続することの困難さを正直に申し上げましたし 富山に帰る車中で自分なりに考えたのは台湾が受け取った古本を教会が開催するバザ-で売り 費用の捻出も可能ではないでしょうか。
 此処で奇遇と申すべきは 博三がタイペイ滞在中にお世話になった 福岡県にお住まいの虞さんの(台湾生まれ)幼少の頃のお住まいが 義光教会と同じ町内にあったこと 彼自身が民主化運動に関係していた頃に 高李 麗珍先生の存在は恐れ多い高さに居られて こうして親しく直にお話出来ることは夢のようだと感じていたのが印象的でした。 自分が好きな言葉 此れも何かのご縁で 今後のお付き合いをよろしくお願いします。
 仏教の世界では 仏縁といいますし キリスト教の世界では神様のお導き 思し召しに相違ないと表現します。 今回の台湾訪問が不思議 神仏の気配を感じさせるものでした。 

 栃木県で在日台湾同郷会の発会式の夜 林 建良先生の熱き心中を東郷会長、沖田部長共々伺いました 何とかしたいと常々心にかけて考えていましたが 今回の台湾訪問で 3/19日 デモ行進で知り合えた淡水在住の陳 錬忠さんを尋ねたら 林 景堂先生と親しくお話して 我愛台湾の心根 台湾に正義ありと固く信ずる吾が心 自由社会と民主主義は命を欠けて守る価値があり 自らの手で勝ち取ることの必要性の価値観を共有できた事が最大の喜びです。  今日の幸せは大切であり 平穏な毎日の積み重ねが一年になり 十年に繋がりますが、それは台湾を取り巻く国がアメリカや日本やオ-ストラリアやカナダであれば 成り立つ議論です。  台湾にとって最大の不幸は 赤色中国、赤い悪魔の
大帝国主義国に隣接した場所にあることで 赤い悪魔に心を魂を捧げた中南海の指導者は過去にも将来にも台湾を平和的手段(調略)、武力行使の如何を問わず併合を世界に公言して恥じない神経の持ち主であります。 そして中国人 一般大衆の愚かさは中南海の指導者の思考回路 赤い悪魔の本心が読めないバカさ加減にあります。 近藤 博三の心の怒りの原点はここに有ります。 中国大陸の砂漠化 大いに結構です、黄砂に見舞われし北京市民は大いに苦しみ 嘆き悲しむが良い この様な原因をより大きく広げているのが 軍備増強 軍事大国路線しか眼中に無い江沢民、朱 溶基李 鵬の三馬鹿トリオの長年の政策 国土建設の誤りにあります。
 
 現状のままに推移するならば 大陸中国は人類史上類例の無い厄災を世界に与える トラブルメ-カ-になります、ブラックホ-ルの様に世界平和を撹乱しつつ 中華民族の地球上からの消滅という 破局が運命として待つだけです。 台湾と日本はこの出来事に対して 被害を最小限に抑える準備 対応策の構築が必要です。 この様な場面で加藤さんのお父様のような経験者に謙虚に学ぶ姿勢、心の準備 日本国民としての自覚が必要とされています。 東郷会長の運動が今後ますます発展することを期待しています。

 近藤 博三自身も 古本の活用 リサイクルシステムを当面のスタ-トにして 林
 建良先生たちの指導と台湾在住の陳 錬忠先生や林 景堂先生の協力を得て 残りの人生を「我愛台湾」に捧げるものです。  

 創意工夫と知恵を搾り出して 台湾の子供たちの将来に期待したい。

 ユトリ教育とかで 馬鹿の大量生産から 定着へ舵を切った日本の未来に明日はありません。

 教育の成果は 効果が国民の前に明らかになるには 30年の歳月 文部省の馬鹿役人は責任の取りようが無い 一人喜ぶのは何処の国か馬鹿は死んでも直らないと 21世紀後半には最低ランクの評価が下されます。

 英霊の皆様に心からお詫び申し上げます、今なら何とか間に合うぎりぎりの時間でしょう。

 李登輝先生の再来日に素直にいらっしゃいませといえない 日本国内の世論、李登輝先生自身が日本軍人であったし、実兄が英霊として靖国神社に御霊が祭られていても 訪日を拒む日本人の心のゆがみを 痛感しています。

 徒然に今回の台湾訪問の感想をしたためました。 

2002/8月に東京で大会を開催する予定のようですから 会長 教育部長 会員の皆様の多数の参加を心より願います。

2002/3/22日
近藤 博三より 中野会 会長 東郷先生へ